子供向けプログラミング教室の市場分析
プログラミング教室を始めるといってもボランティアではないので、
儲かるかということが重要なんだけれども、もっと大前提として
市場があるのか、どのくらいあるのかということについて。
プログラミング教室となると、出すのはなかなか難しいと思う。
けど、とりあえず枠組みだけを考えたい。
子供向けプログラミン教室の市場規模
=(パソコン教室の市場規模+eラーニングの市場規模)×数%
と仮にすると
①パソコン教室の市場規模
これはターゲットとしてない高齢者とかも含んじゃうけど、参考になるのかなと。
この辺のデータからパソコン教室部分を抜き出すと159億円くらいかな。
②eラーニングの市場規模
これもプラットフォームとか含んじゃうけど・・・1077億円。
あとは想定している子どもの比率をかけるんだけど、
統計局ホームページ/人口推計/人口推計(平成25年10月1日現在)‐全国:年齢(各歳),男女別人口 ・ 都道府県:年齢(5歳階級),男女別人口‐
0歳~14歳の比率が約13%で、6歳~12歳を狙うと家庭すると
・・・5%くらいかね?
てことは、
プログラミング教室の市場規模はざっと、約60億円くらいか。
すげー適当感はあるけれども、そんなものだよね、たぶん。
成長率はわからないけど、通常の教室型で事業展開するのであれば、
他の教室型の成長率とさほど変わらないはず。
次は環境分析。おなじみの5Forceと+コンプリメンターで考える。
①参入障壁=低~中
・子供向けなので必要なプログラミング知識低く、人材は多く存在
⇒誰でも始められる
②サプライヤーの交渉力=小~中
・講師は、大学生から社会人、ボランティアに至るまで多く存在
⇒誰でも教えられる
③代替サービス=脅威は高
・オンラインによるプログラミング教育が拡充している
・あとはそもそも論で、御稽古、塾、英語などの他の教育サービスと、
子どもの時間や家計支出の観点でかちあってる
⇒邪魔者が多い
④コンプリメンタ―(協業者)http://en.wikipedia.org/wiki/Complementors=影響力大
・PC、タブレット、スマホ、開発ソフトウェア、ロボットなどのデバイス
⇒うまくやってくことが必要
⑤買い手の交渉力=小~大
・低~高価格帯のサービスが存在し消費者に選択肢がある
・消費者は品質を計測する手立てを持たない
⇒ブランド力が重要
今は
・新しい教育分野であるため、需要に比べて供給は少なく、市場内の競争はあまり激しくない
印象だが、上記を踏まえてどのようなビジネスモデルや戦略を描いていくかがポイントになるかもしれない。