子ども向けプログラミング教室のFCを展開するブログ

キッズプログラミング教室のFC(フランチャイズ)事業を展開しているTech for elementaryのブログ

プログラミング教室開催における主な論点

現在8月の開催に向けて準備をしているのですが、

その中で出てきている主要な論点などについてまとめます。

(前提:単発の有料イベント型。無料体験や通学型ではない)

 

1 どこで開催するか

これは「開催地域」「開催会場」という二つがあります。

 

 対象:開催地域

 論点:集客できるのか、商売として成り立つのか

 判断材料:人口や駅の乗降客数、競合の存在など

 現状:人口20万人、1.5万人/日程度

 

 対象:開催会場

 論点:開催できるのか、開催しやすいか

 判断材料:収容人数、駅からの距離、設備(PC、ネット)、料金

 現状:30人、徒歩/バス15分、PC・ネット完備、1日5000円程度

 

2 誰が参加するか(生徒以外)

これは「保護者」「スタッフ」の二つがあります。

 

 対象:保護者

 論点:参加できるのか、参加したいか

 判断材料:時間帯・期間、参加を希望する割合など

 現状:送り迎え、発表時のみ

 

 対象:スタッフ

 論点:良い人材を採用・教育できるのか、コストはどれくらいか

 判断指標:理工系や教育系の学生、一般的なイベントアルバイトの時給

 現状:IT系の専門学校の学生、時給1000円前後

 

3 PCをどうやって用意するか

これは「PC」と「ソフトウェア(Scratch)」の二つだと思います。

 

 対象:PC

 論点:ノートPCを持っているか、用意できるか

 判断材料:ノートPCを持っている割合、調達コストなど

 現状:会場が見つからなければ持参(持ってなければ参加は不可)

 

 対象:Scratch

 論点:インストールする時間はあるか、インストールできるか、(インストール型でない場合)ネットワークの環境

 判断指標:時間割の余裕、家庭での事前作業の可能性(親の協力、リテラシーなど)、ネットワーク調達コスト

 現状:会場完備ならネットワーク型で、完備されてないなら持参前提で事前インストール、無理なら時間割を変更して会場でインストール

 

4 受講料をいくらにするか

これは「顧客の支払意欲」と「かかるコスト」の二つと想定しています。

 

 対象:顧客の支払意欲

 論点:顧客が喜んで支払う価格はいくらか

 判断材料:イベント参加に支払う平均額、提供する価値など

 現状:2日で5000円前後か(1日×2回開催の可能性も検討)

 

 対象:かかるコスト

 論点:開催にあたってかかるコストは総額どれくらいか

 判断材料:人件費、交通・宿泊費、会場代など

 現状:2日で15万円前後か

 

5 どのようにプロモーションしていくか

これは「広告媒体」と「営業活動」の二つと想定しています。

 

 対象:広告媒体

 論点:どの媒体でどのくらいの人にリーチすべきか

 判断材料:ターゲットへのリーチ率、制作/配布数、コストなど

 現状:チラシのポスティングで1500部ほどを想定

 

 対象:営業活動

 論点:どのような組織にどのように営業していくか

 判断材料:ターゲットへのリーチ率、訪問数、コストなど

 現状:学習塾、教育委員会、タウン誌などを想定

 

6 誰をターゲットとするか

一番肝心なのが最後にでてきましたが、いわゆるペルソナです。

「生徒」「保護者」の二つを想定しています。

 

 対象:生徒

 論点:プログラミング教室に興味を持ってくれそうか

 判断材料:性別、学年、学校など

 現状:小学校4年生以上の男子、会場周辺の学校に通学、程度を今は想定

 

 対象:保護者

 論点:どのような保護者なら興味を持ってくれそうか(支払ってくれそうか)

 判断材料:世帯人数、世帯年収、年齢、教育水準など

 現状:一人っ子、世帯年収が600万以上、40代、大卒を想定

 

上記はあくまで現時点なので、

ディスカッションを重ねてブラッシュアップしていきたいと思います。