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子ども向けプログラミングワークショップ当日以降の動き

前回はワークショップ開催までのステップを書きました。今回はワークショップ当日や後日どのようなことをやればいいのか、について書きたいと思います。

 

1.会場設営およびリハーサル(開始数時間前)

 早目に会場に到着し、会場設営やリハーサルを行いましょう。会場設営時には下記などを行いましょう。

  1. 机・イスの適切な配置:子どもなので十分なスペースをとれるかと思いますが、マウスを使用するのでその辺りも考慮して余裕を持った配置にしましょう。位置取りとしては、講師を取り囲む「コ」の字の形がいいでしょう。
  2. PCの準備/テスト:PCを提供する場合は、PC/マウスおよび使用するソフトウェアの動作確認をしましょう(可能であれば会場ではなく、出発前に行うのが望ましい)。マウスは古いものだと机で動かない場合もあるので注意が必要です。
  3. プロジェクター・マイクのテスト:プロジェクターやマイクのパフォーマンス次第でだいぶ伝わりやすさが違います。最後列はもちろん、保護者見学を想定し、遠目で見聞きしてみましょう。
  4. 受付簿、つり銭、粗品の準備:受付簿はチェックできるようなものを紙に打ち出しておきましょう。つり銭は、事前にちょうどの金額を持参してもらうよう伝えることで数を減らせますし、生徒の数によっては不要になりますが、用意しておきましょう。粗品については受付時に手渡ししましょう。
  5. 資料/チラシなどの準備:当日使う資料はセットにして置いておいたほうがいいでしょう。量が多くなる場合は100円ショップなどで手提げ袋を用意するのも手です。

 リハーサルについては、もちろん全工程を行う必要はありません。ただ、タイムテーブルに従って、スタッフそれぞれの担当・役割の確認や、注意すべきことについて話しておきましょう。

 

2.案内・受付(受付開始数分前後)

 受付を開始する5分前ぐらいから案内を開始しましょう。案内は会場の外に1名~数名、中に1名~数名、受付は1,2名でいいでしょう。保護者同伴で来るので、丁寧かつフレンドリーにお迎えしましょう。つり銭はつり銭箱を、受講料については集金袋などを用意しといたほうがいいでしょう。

 

3.挨拶(ワークショップ直前)

 基本的には簡潔に5分程度で済ませましょう。下記などを伝えればいいでしょう。

  1. 教室や自分の紹介(教室や自分の名前、始めた背景・経緯、想いなど)
  2. ワークショップの主旨(プログラミングの楽しさをちょっとでも知ってほしい、など)
  3. ワークショップ中の注意事項(トイレの場所や休憩の時間、など)
  4. 掛け声(一緒に楽しくやりましょう、など)

 教室の詳しい案内については、ワークショップ終了後でいいと思います。 

 

4.子ども達のフォロー(ワークショップ中)

 ワークショップの全体の長さとしては1時間~3時間程度でしょう。ただし、子どもはトイレを頻繁に行くので、1時間ぐらいで区切ったほうがいいでしょう。

 ワークショップの最中は、基本的には子どもには「楽しかった」、保護者には「安心感」を提供することが重要です。講師およびスタッフは下記の点に気を付けましょう。

  • 講師:一方的進めず、子どもの理解に合せてゆっくり進めましょう。基本的にはゆっくりおちついて話すことが大事です。保護者の印象は講師に大きく左右されるので、丁寧でやさしい言葉遣いを心がけましょう。
  • スタッフ:一人一人の子どもがつまずかずに楽しんでいるか目配せしましょう(実際は子どもはつまずくというケースは少なく、むしろ、自分なりのカスタマイズをして楽しむ子が多い為、講師が次の話に進んだ際にきちんと聞くような促しをするケースが多いですが)。盛り上がることが大切なので、良いところを見つけてほめてあげることが大事です。

 

5.挨拶(ワークショップ直後)

 こちらは10分程度持ってもいいと思います。下記などを伝えればいいでしょう。

  1. 労い、感想(よく頑張ったね、どうだったかなといった問いかけや自身の感想、など)
  2. 今後(書籍などを案内しておうちでもやってね、教室でいつでもできるのでお父さんお母さんと相談してね、など)
  3. 教室の案内(チラシの配布、カリキュラムや授業料などの説明、webや動画を見せる、など)
  4. アンケートの依頼(その場で配布して書いてもらう、後日メールで送付、など)
  5. 質疑応答(子どもに対してはプログラミングの内容を、保護者に対しては教室の入学方法、スタート日についてなどの個別の相談時間を設ける)
  6. その他(帰宅時の注意、粗品の受け取り方法、など)
  7. 掛け声(また会いましょう、など)

 

6.会場片づけ、振返り(ワークショップ終了1時間前後)

 机や椅子を元に戻し、PCなどを回収し、鍵の返却等を行いましょう。忘れ物をチェックし、あった場合は預かって後で連絡しましょう。また、会場撤収後は、当日の進行や保護者や子ども達の反応や対応についてスタッフで共有しましょう。反省点や改善点について話し、次回のワークショップに活かしましょう。

 

7.サンクスメール(ワークショップ終了1日以内)

 ワークショップへの参加のお礼のメールを送りましょう。メールには当日の様子の写真や感想、教室の案内などを載せてもいいかもしれません。また、当日アンケートの配布を行わなかった場合は、このメールでアンケートを送りましょう(アンケートは後の集計などを考えて、Googleフォームなどで作成することをお勧めします)。

 

8.アンケートのまとめ(ワークショップ終了1週間以内)

 回収したアンケートをの内容をまとめましょう。アンケートは定量化できるものはグラフに、生声などは箇条書きにして重要な部分をハイライトなどにしましょう。まとめが終わったらスタッフと共有しましょう。参加者にメールで送付したり、ブログやwebサイトなどに掲載してもいいかもしれませんね。

 

9.フォローアップ(ワークショップ終了1週間以内)

 電話やメールで状況確認しましょう。その後プログラミングにどういう関心をもっているか、教室を通わせる意向/通わせられない障害などについて聞きましょう。営業というよりも、確認、雑談、相談に乗るという感じで、プログラミング以外の教育や子育てのことについて話してもいいでしょう。

 

当日の動きや、その後のメールやアンケートなどは、実際のワークショップに参加してみるのが早いかもしれません(近日中にこのブログでタイムテーブルやアンケート、メールの文面などのテンプレートなどを公開しようと思っていますが)。気になる方は下記のサイトで近所でワークショップが開かれていないか、チェックしてみてください!

www.tfe.asia