コワーキングスペースとプログラミング教室
今月末に開催する予定の長野のワークショップは、下記のコワーキングスペースをお借りして開催します。
これまでエンジニアとプログラミング教室に関する記事や、地方でプログラミング教室を開講する記事、あるいは、プログラミング教室で食べていく記事などを書いてきました。
今回はそれらの記事を踏まえた、一つのアイディアとして、「コワーキングスペースとプログラミング教室」に関する記事を投稿したいと思います。
結論から先にいってしまうと、
- コワーキングスペースが音頭をとって、地域のエンジニアとコラボしてプログラミング教室を運営してはどうか
というものです。
コワーキングスペース、エンジニア、それぞれのメリットを以下に記載します。
コワーキングスペースのメリット
- 利用者の集客(エンジニアの親が子供を連れてくるパターンは結構あります)
- 継続率向上(利用者同士の交流を促し、ロイヤリティを高めます)
- 場の活性化(定期的に外部から人が集まって会話やつながりが生まれます)
- ブランディング(地域貢献、人材育成の場という意味が生まれます)
- 収益源の創出(低コスト/低リスクで教室を始められます)
エンジニアのメリット
- 収益源の創出(低コスト/低リスクで教室を始められます)
- 人脈づくり(運営を通じて地元エンジニアや人とのつながりができます)
- やりがい(自分の技術が社内の役に立つことをより実感できます)
- その他(運営を通じて技術以外の知識やスキルの獲得、など)
このアイディアの発想は以下が元です
- コワーキングスペースは、人はいるがつながりが薄い場合がある
- エンジニアが一人でフリーランスを続けるには、限界がある
- プログラミング教室は、現状ではすぐに収益はあがらない
1については、私の実体験が元になっています。一時期コワーキングスペースで仕事をしていた時期があったのですが、意外と交流する機会は少なく、きっかけもつかみにくいものです。もちろん、そうでないところもあるのですが、運営者の人柄や力量に負うところが大きく、かなりバラツキがでます。
2については、この記事でも記載していますが、生活できないというレベルではなく、より大きなことをやろう、より大きなものを得ようとするならば、という前提です(フリーランス自体を否定しているわけではありません)。ただ、蛇足ですが、個人的には、勉強会以外の方法で、他のエンジニアとの交流があってもいいのでは、とは思っています。
3については、この記事で記載しているとおりです。これも個人的なことですが、経済的なこともさることながら、一人で継続していくというのは精神的には結構つらいのではないのでしょうか。時間がかかるならなおさらですし、何より、一人ではある一定以上のことはできないのではないのでしょうか。
以上がアイディアとその理由です。
次に我々としてはどういうことができるのかについて考えたいと思います。
現状では以下を想定しています
- FCへの特別加盟(初期費用やロイヤリティの減免)
- 地域のFC加盟者の販売代理(獲得FCの初期費用やロイヤリティをバック)
- 独自教材の全国販売(他の地域のFCや学校へFC本部経由で販売する)
要は、一度教室をやってみて良かったら、他のFCを増やすことや教材作りでご協力頂き、適切なフィーをお支払する、ということを想定しています。イメージ的には支店であり、地域ごとの拠点、といった感じです。我々としては、FCを広げるだけでも、我々だけのリソースでやるのは限界があるので、FCそのものを広げるのをお手伝い頂ければ、という感じです。
もちろん、上記はあくまでアイディアレベルなので、今後どこか一つで具体的に事例や実績を作り、実際に色々動き出したいと思っています。もしご興味があるコワーキングスペースさんなどがありましたら、お気軽にお声がけ頂ければと思います。