子ども向けプログラミング教室のFCを展開するブログ

キッズプログラミング教室のFC(フランチャイズ)事業を展開しているTech for elementaryのブログ

パソコン教室とプログラミング教室

今日は埼玉県の上尾市のプログラミング教室を紹介しようと思って検索したのですが、出てきませんでした。

代わりに出てきたのがパソコン教室の一覧。

実はフランチャイズに問い合わせがある業態の一つとして、パソコン教室があげられます。

今日はその辺りの背景や理由、両者の違いについて考えてみたいと思います。

 

1.パソコン教室がプログラミング教室に興味を持つ背景・理由

 大きな背景としてよく言われるのが、パソコン教室では集客に苦労するようになってきた、という点です。理由は定かではありませんが、その結果として、確かにパソコン教室自体の数が以前より少なくなってきていると感じます。集客・収益化の一つとしてプログラミング教室に興味を持つ、という側面はあると思います。

 もう一つ大きな理由としては、現在の業態と類似しており、多くののリソースをそのまま生かせることがあげられるでしょう。代表的なのはパソコンそのものです。実はプログラミング教室には新たにPCを購入する必要性はそんなに高くありません。ですが、ないよりはあったほうが受講者のメリットになるのも確かです。それよりは、カリキュラムや教材、講師のスキルなどで、共有できる部分があると考えているのではないのでしょうか。

 

2.パソコン教室とプログラミング教室の違い

 大きな違いとしては、パソコン教室は「使う側の立場」であり、プログラミング教室は「作る側の立場」である、ということだと思います。もちろん、パソコン教室でも年賀状などは作りますが、プログラミング教室は「ソフトウェアそのものを作る(原理や手法を学ぶ)」という点が大きな違いです。

 その立場の違いが、様々な違いを生み出しますが、一言でいうと、「専門性が高くなる(ハードルが高くなる) 」ということでしょう。教える側も、学ぶ側も、カリキュラムも教材も講師も、パソコン教室とは少し違う難しさが出てくるのは確かです(ただし、ここではパソコン教室で学ぶ内容が簡単だといっているわけではありません。むしろ人によってはパソコン教室で学ぶ内容の方が難しいという人もいます)

 

3.パソコン教室がプログラミング教室を始める際に気にしていること

 これは「本当に運営できるのか」「集客できるのか」の二つに集約されると思います。

 前者は上記で述べた部分の専門性が大きなハードルになるでしょう(ただ、パソコン教室を行っている方の中にはエンジニア出身の方もいるので、そういった方々にはハードルにはならないと思います。

 後者に関しては現在でも十分に集客できていないはずなので、不安に思うのは当然です。そこでノウハウやブランドを求めてFCを検討する方が出てくる、という流れになっているのだと思います。

 

4.パソコン教室がFC加盟の際に気にしていること

 以下は我々のアンケートに回答頂いた方のコメントです。

"パソコン教室のFC本部はほとんどなくなりました。新たに出てきたのが、テキスト販売をする会社です。FCによるロイヤリティではなく、テキストの売り上げで収益を得ています。これは、ロイヤリティが見込めるほど、契約した店舗が売り上げが上げられないのと、どれだけFC本部が知恵を振り絞ってもその店舗を繁盛店にすることができないからだと思います。契約した側の立場からすると「お金だけ取って何もしてくれない」になってしまい、信頼関係が崩れます。本当に「収益を上げる」という責任とリスクを共に背負ってくれるならばロイヤリティは喜んで支払いますが、ただ単に「営業権を与えるからその対価に」というロイヤリティならFC本部には魅力を感じません。"

  要するに、初期費用やその後のロイヤリティなどで継続的にお金を持ってかれる割に、収益があがらないFCには加盟をする気がおきない、ということであり、それならば、一時的な支払い(教材代)だけにしてほしい、ということでしょう。これは学習塾のFCなどでもしばしば聞く話です。

 

 我々のフランチャイズでは、現時点では初期費用やロイヤリティは極力抑え、個人でも支払えるようなレベルにしています。また、将来的にはカリキュラムやテキスト、研修の内容をバラ売りするようなモデルも検討していきたいと考えています。パソコン教室を現在行っていて、プログラミング教室を新たに行うことに興味がある方は、お気軽にご連絡ください!

www.tfe.asia