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プログラミング教室で子どもに教える際の6つの注意点

今日はプログラミングの知識やスキルの獲得に関して、 気を付けるべき点についてまとめてみたいと思います。

 

1.プロのエンジニアが教える必要性はない
 少なくとも、経験豊富な職業エンジニアが教える必要性はほとんどありません。理由としては、あくまで対象は子どもであり、大半が初心者だからです。英会話でいうと、英語を話せない人が必ずしも外国人講師にならう必要がないのと同じです(大手のプログラミング教室では理工系の学生がアルバイトで教えているところも多いようです)。それよりもむしろ、子どもに教えることに興味がある人、情熱がある人が教えることが大事だと思います。

 

2.分かりやすい教材を用意する

 プログラミングの場合は、市販の本は豊富です。最近では子ども向けのものもたくさんあります。しかし、特有の概念等があるためか、独学しても些細なところ、例えば、ちょっとした意味や表現などで引っかかりつまずいている、というパターンが結構あります。教室にいる際には講師が教るので問題ないですが、予習復習となると教材がベースになります。その際には、スムーズに学習を進めることができる教材の存在がポイントになります。

 

3.独学や家族に教えてもらう「だけ」では限界がある

 しばしば、独学で市販の本やネットで勉強したり、父親兄弟に教えてもらう、という話を聞きます。否定はしませんが、前者は非効率(すぐ疑問点等を聞ける人がいない挫折しがち)で、後者は継続性に疑問です(エンジニアのお父さんでも得意不得意はあり、何より時間を確保する必要があります)。子ども同士が切磋琢磨して教えあい学びあう環境があればベストであり、そういう意味でスクールに通うという環境は価値があると思います。

 

4.通う「だけ」ではプログラミングはマスターできない
 しかし、週1回スクールに通うだけで「できる」というレベルになるほどプログラミングは甘くありません。広さも深さも際限がありませんし、次々新しい技術が出てきます。それよりも子どもにおいて重要なのは、「発想力」「想像力」「問題解決力」を身につける。何よりも「主体性」や「創意工夫」「忍耐力」を身につけることだと思います。通うだけでできるようになると宣伝したくなるかもしれませんが、その辺りは正直に伝えたほうがいいでしょう。

  

5.「スクール+家族のサポート」がより学習効果を高める

 そうなると、スクール+家族の関わりやサポートが大きな力になります。子どもと一緒に学ぶことで、子どもの理解も進みますし、親子の良いコミュニケーションのきっかけになるでしょう。また、継続という意味で、親に学習状況を知ってもらうことは大切です。自分の子どもの頑張りや他の子の様子などを知ることで、親のモチベーションもあがり、サポートも手厚くなるでしょう。頻繁には難しいかもしれませんが、体験会やレッスン、発表会などの同伴や見学は是非参加してもらいたいところです。父親にお願いすれば母親は自由な時間を持てますし、父親の良い趣味にもなるかもしれません。


6.プログラミングは勉強ではない

 これまで勉強=暗記=記憶力が重要というイメージがあります。プログラミングには記憶力は不要とはいいませんが、従来の勉強のように「暗記ありき」のものではありません。プログラミングはあくまで、モノを作ること、モノづくりであり、その過程で必要な事柄を自然と覚えていく、というものになります。頭の中だけで行うのではなく、手を動かし、形にし、楽しく自然と覚えていくものであるというところが、従来の勉強とは違うところではないでしょうか。

 

これらの注意点を踏まえて、子ども向けプログラミング教室の フランチャイズ事業を設計しています。

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